自分の面白いアニメの基準を「続きが気になって録画を溜め込まずに見つづける」ということにしている。
自分がアニメ録画するときにタイトルだけできめてしまう癖があって、
ジョーカーゲームをみんな見てるけど、タイトルからしてハンターハンターのヒソカが出てきそうだわ~とかおもってさっきサイトのぞいたらサラリーマンのおじさんたちたくさん並んでた(たぶんきっとなんか違う)
とりあえず今一番気になるのが甲鉄城のカバネリなので2話まで見た感想を、一気に書き起こしました。以下おもいっきりネタバレなのと、個人的な感想ばっかりなので、ご注意ください。
カバネリ2話までの感想
1話のしょっぱなから登場人物全員に平等に死亡フラグたってる死亡フラグの平等スタートラインスタート。
カバネリってそもそもなんやねんっていう説明があんまりないんだけど、カバネだ~とかいってるのでゾンビのことはカバネっていうんでしょう。屍のカバネかな?
とりあえずゾンビアニメなのね?とおもって視聴開始。前知識とかゼロゼロマン。
で、主人公の生駒はカバネを根源からブチ殺そうとしていて、技術者としても研究者としてもカバネを調べてる。どこをぶち抜けば死ぬとか、武器とか作ってるぽいね?
世界観は武士とか侍とかいっててちょんまげゆってたりしてるので、何時代なんだ?
着物着てたりするわりには機関車走ってるし銃撃つしよくわからん。
もののけ姫でエボシ御前が銃ぶっぱなしてるみたいなイメージね。どういう文明発達したらこのルートいくんだ?
そんでカバネは襲ってきますので、武士と呼ばれる兵隊みたいなのが対処してて、カバネごとひき殺す・はね殺す鋼鉄機関車が登場する。グロすぎ注意。
カバネパンデミックが1話にして発生して、1話にして壮絶なバイオハザードならぬ、カバネハザード展開になるのだけど、もうカオス、見てらんない。
ウイルス感染するみたいなので食われたり傷負わされたりだけでもう大変ワクワクパニック状態。しかも感染したら発症する前に自決を求められるストイックさ。
さっきまで仲間同士協力して戦ってたのに、「おまえカバネにやられてるやんけ」ってわかっただけでさっきまで敵にむけてた銃をためらいなく味方にむけて「自決せよ」である。
ちなみに領主様>お姫様>武士>機関車メンテ班>=民みたいな統治になってるみたい。
毎回こういうゾンビやパンデミックものを見てると、銃もってりゃ無敵じゃないのかなーとおもうんだけど、安全圏で戦ってるつもりがゾンビがアグレッシブすぎて腕突っ込んできて引きずり出されて死んじゃったりするのほんと怖い。私が参戦したら真っ先に食われて死ぬ。生存戦略できない。
カバネの動きもよくわかんないんだよね。なんかふらふらしてるやつらもいれば、領地襲ってヒャッハー元気百倍ボクカバネパンマンみたいに素早いやつもいるじゃない?
なんか無名ちゃんが殺してたカバネを見てカバネ同士でお怒りモードみたいになってたカバネもいるじゃない? 感情あるの? 動きになんか特性があるよね? これは仕組まれたウイルスなのでわ?(深読みしていくスタイル)
でも、やっぱりみんなカバネにビックビク! 死にたくない生き残りたい! でビリビリしてるからカバネになりかけのやつは身体検査で見つけたらモトム、自決。
普通に戦ってたら傷ができそうなものなのに、カバネにつけられた傷か否かで揉めて、カバネの疑いをかけた人を容赦なく撃ち殺してしまう臆病な武士たち。怖くて弱いから殺す。
そんな人を殺す武器を持ちながら、弱さで人を殺す武士に「なんで殺すんだ~!!」と主人公の生駒は納得ができないので身体で表現しちゃう。
なんでもカバネ発症前の人間殺すとカバネ化するらしいけど、カバネじゃなければそのままぽいね。
みんなでがんばってカバネ倒してこ☆みたいな以前に君主制かなんなのか権力で押さえこまれて生駒は牢へとぶちこまれてしまう。カバネという共通認識の敵がいながら、仲間うちで揉める、こういうアニメでよくあるキング・オブ・無駄なやりとりNo.1王道ルートの道を進む。
ガンダムだと敵が押し寄せてきて、混乱に乗じてモビルスーツ乗り込むんだけど、やっぱり混乱生じちゃうよね。ゆかいなカバネの皆さんを乗せた特別列車が平和だった生駒たちの領地へ爆発炎上突入と共に、カバネパーティが始まる。
牢屋にぶちこまれてた生駒、完全に忘れ去られる。まあ仕方ないね。自分のことでみんな精一杯だし。村が焼き払われて親が死ぬシーンはさながら進撃の巨人ですわな。
でもここで死ぬわけにはいかないので、諸々手を借りて牢から抜け出し、自分で考案した武器でカバネぶっ飛ばして「イヤッハーーー!!! カバネを一撃で殺せる!! 最高じゃー!」っていってる間に、わずかな傷でカバネ化ルートへのご招待。
ただし、ここでカバネ化したら1話にしてENDしてしまうので、どう回避するのかなァト思ったらまさかの首を自ら吊って頚動脈でウイルスをとめて回避するとか生死を超えてトライトライトライしていくのがヤバスギリアルなのである。
領主様が甲鉄城に向かう、っていってたけど甲鉄城は機関車のことなの? そこらへん理解できないまま、話すすんじゃうんだけど、この領主様なんかよくわかんなくて
自分が先に甲鉄城へいくっていうんだけど、そのままの意味でとるけど「自分逃げるわ ほなさいなら」に聞こえてな・・・。しかも姫様は合図がでるまで待てって
もうすでに甲鉄城がカバネだらけっぽいから、お掃除したら合図出すから待ってろってことだったのかな? 待ってろいわれた場所がもう完全に安全圏じゃなさすぎて、このままだと姫様死ぬけどマジ大丈夫?って思いました。
しかも2話でお前自体がお掃除されてカバネ状態になってるやんけ。なんたる失態、なんたる使えなさ・・・。領主様は甲鉄城に何をしにいったの? 遠足?
ただ来栖を置いていったのはいい判断でしたね。(そうですワイは来栖推し)
2話で領主様を思いっきりひき潰すんだけど、
姫様「あれはもちかちて!?(お父様!?)」
来栖「チガイマス!!!!!!」
機関車「お父様グシャー!(はねた)」
領主様によく似た何かをおもいっきり機関車で轢く判断に生存戦略性を感じました。
でもこの領主様はカバネになって肉片になっても迷惑ざんまい寿司ざんまい状態で、行き先の跳ね橋のレバーに引っかかってもう散々ですわ。お前のせいで橋おりねーし、姫様死ぬぞこらっ!!と思ってたら、数分前に、機関車から捨てた主人公が、カバネぶん殴りながら歩いてきて熱い展開に。
カバネっぽい何かになってしまった主人公こと生駒を乗せたくない人々が、「あれは共食いです!!!」いやどうみても生駒の方は食ってはいねーだろ!!! アレがお腹すかせたフードファイトにみえんのか!?
もうみんな色々限界なんだよね!!! 確かに食ってはいないけど、カバネに食われてはたしな!!
機関車から生駒を捨てるときに、生駒のお友達である逞生(ふとましい)は、カバネっぽくなってる生駒を見て後ずさりマンしてしまう。まあしょうがないね、たぶん生駒だって逞生がカバネ化したら、首絞めて「大丈夫だー!!」っていいながら天井に吊り上げるだろうから反応的にはどっこいどっこいのイーブンになりそう。
でも、その恐ろしさを乗り越えて、逞生は、橋をおろした生駒に「捕まれ!!」って命綱なげてくれるんだよ。怖いと思ったのにね。あれは生駒だって思ったんだろうね。だってカバネのこと食べてなかったし。
取り残された生駒は、もう散々でメンタルにきちゃったみたいで、涙が。
1話でカバネは「血の匂いにあつまる!!」ってリスカしたときも「いってぇよ!」って叫んでたので、痛みや苦しみに弱そうな面があるけど、妙な強さがある。
それは作中でフラッシュバックした生駒自身の、おそらく家族がカバネに殺された背景がカバネを殺すっていう原動力になってるんだろう。
果たせない、こんなところで終わるのか、逞生が後ずさった、みたいな色んな想いが混ざり合ってぐちゃぐちゃのミートスパゲッティ状態になってしまったのでしょう。
見捨てたやつに助けられたこと背負って生きていけこのヴァーカ!!!みたいな暴言だらけの手助けが人間の醜さと美しさが合わさってていいじゃないですか。
このまま膝ついて「ヴァーカ!!! ヴァーカ!!」っていって、カバネを引き連れて復讐をするのであった・・・とかではなく、無名ちゃんに助けてもらえてよかったね。
女の子に「あんた泣いてんの?」とか言われる、いいけど強すぎる女の子は折れて死ぬからもうやめてくれや。強すぎるやつは死ぬんだよ。
なのであまり無名ちゃんには触れたくなくて、さっきwikipediaみたらヒロインって書いてあって・・・ヒロイン!? チート技でカバネ倒しちゃうTUEEEEこの子ヒロインなんだ・・・
で、人間でもなく、カバネでもない、私たちは「カバネリ」(ドヤァ)で2話が終わるんだけど、だからカバネリってなんだよ、そもそもカバネがなんなんだよ(混乱)っていういい感じで気になるとこで終わったので早く続きみたいなぁと思うわけです。よろしくお願いします。