毎日の服を考えるのが苦痛だ。
つらい。「風立ちぬ」で主人公である堀越二郎が、昔はそうだったのかもしれないけれど、上下の服をそろえ枕元において、その上に眼鏡を置いて就寝する姿を見て「そうすればいいじゃん!明日の服に悩まなくてすむぞ!」と思ったのだけれど、そもそも考えることすら苦痛のやつが前日に考えてもただの苦痛は苦痛だった。
思えば学生時代は楽だった。制服というものの素晴らしさ。毎日みんな同じ格好だ。それに退屈して、指定外のセーターを着たり、派手な靴下を履いたりしてよく没収されてる友達がいたけれど。
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で、制服ということでシャツならそれに着れるのではなかろうかと考えた。
夏はずっとTシャツ一枚で過ごすというくそっぷりだったのだけれど、そのTシャツの趣味も相当やばくて「弱肉強食」と四字熟語のTシャツをよく着ていた。
それで美容室もいったら「ンンッぅすごいTシャツですね」と褒められた。お客さんのトークが美容室は命だからね。私は褒められて以来、美容室では寝たふりをしている。
で、じつは無印は10年前くらいに買った半袖の縞シャツを今でも気に入って着ている。無印良品というのを知らず、たまたま入って気に入って買って、今ではサイズがビッチビチ(太った・・・)のであまり着れないのだけど、それ以来、服を無印良品で買うのもい〜じゃ〜んとか考えていた。
半袖の縞シャツではさすがにヤバイと思ったので、他のシャツも購入してみた。
つーても無印のシャツカテゴリいっぱいたくさんあるんだけども・・・
しかもお値段ピンきりですよ!? 13000円のシャツってなんだこれ・・・私の人生の中で1番高かった洋服は結婚式に参加するためのうんまんえんのドレスだからなあ〜〜〜〜。普段着は全体あわせても5000円いかないのにこれは?
これは13000円のシャツ。考えるのが面倒くさいとはいえ13000円のシャツなんて買えるわけないじゃないですか・・・
今は季節の変わり目で夏のものも安くなってるからねぇ。
これなんて半額でっせ!! と思ってモデルさんの写真見たらめっちゃ透けてるんだけどおおお! 透けてるやん・・・おしゃれとかわからん自分にとってはこれすけたまま着たらいいのかすらもわかんなかったわ・・・。
オーガニックコットンコットン・・・何がオーガニックやねん全然違いがわからんのだけど・・・? と思いながらみていると、
他のシャツよりお安いシャツを発見。へぇ起毛加工ということはあったかいのかな?
前回はオックスボタンダウンシャツを買ったり、ブロードシャツを買ったりしてたので、生地がわりと固めで夏向けだったんですね。
ほかのオーガニックコットンなんとかシャツと違う「カルゼ」が何を意味するのかよくわかんなかったけどとりあえずこれをポチーしました。
カルゼとは密度の高い2/2の綾織で、経糸には霜降りの双糸、緯糸には単糸を用いているもの。紡毛のカルゼはたて・よこに紡毛糸を用い2/2の綾織が基本である。 短めのけばが一面にあり、強い光沢を持つのが特徴。紺、茶、黒が多い。コート、ユニフォームなどに用いられる。綿のカルゼは経糸に杢糸(もくいと)を用いた2/2のしっかりとした綾織物であり、スポーツウェア、スラックスに用いられる。英国サッフォーク州の産地であるカージー(Kersey)に由来する。
ちなみにカルゼとはこんな意味らしい。短めのけばが一面にあり、強い光沢を持つのが特徴。紺、茶、黒。コートとユニフォーム・・・うん、なんか趣味にあいそう。
実際に到着したのがこちらなんですが、これねーもう最高です!!!!!!!
なにがって、生地がやわらかくて、シャツを着ているかんじがしないんです!!!!そして首周りの余裕があるので、過ごしやすい。
しかもなんか起毛だからあったかいの!!!!でもこれ1枚じゃあもうさすがに寒いから、下にヒートテックきて、セーター着て過ごせばこの冬は快適ですね・・・。
同じシャツ10枚くらい買お!!!!
いや〜これで服考える手間省けた!!! 次はもっと安いセーターをしまむらに探しにいこ!!!!