皆さん、突然ですが、怠惰でありたいと思いませんか?
私は常に「寝ながら生きていたい」と思っていた時期がありました。
ベッドの上ですべてを完結したいとか、そんなことを考えていたんです。
ベッドの上でありとあらゆるものに手が届き、そこからもう一切動かなくてもよい…みたいな。
寝ながらゲームしたいとか、そんなことをずーっと思ってました。
今はNintendo Switchが外部ディスプレイと手元でプレイできる携帯機の両方を担ってくれてるので、どっちもプレイできるようにしてくれた任天堂さんは本当スゲーなと感動したものです。
ただし、Nintendo Switch はデカすぎます。
いや、デカイ画面は最高だとそう思います。
PSPやPS Vitaに比べてデカイのはもちろんなので、携帯してどっかで遊ぶという感じではない…家の中で部屋を行き来する際に、リビングのテレビでも、寝室でも、寝ながらでも遊べるみたいなシーン使いがNintedo Switchが多いのだろうなーと思いました。
そして私は寝ながらゲームがしたいという怠惰の極みの頂点を目指すべく、一時期ヘッドマウントディスプレイの購入を真剣に検討していました。
いわゆるVRとかそういうのも世界観に含まれますね。
頭にディスプレイつければ寝れるじゃんと。近未来的怠惰、成功させたい。
ところで、VRってどういう仕組やねん…ってずーっと謎に思ってたのですが、私が想像しているVRは、上記Wikipediaにあるこの仕組だなと思いました。
ヘッドマウンテッドディスプレイにヘッドトラッキング(頭の動きを検知)の技術を組み合わせ、顔の向きに合わせて映像を連動させて360度の視界を表現する手法は、より臨場感の高いバーチャル・リアリティ (VR) を作り上げる方法として、1990年代半ばからコンピューターゲームに用いられている
例えば自分が頭を右に向けたら、画面上で右でもその動きに連動して画面が見れるし、左に向いたら、画面上でも左に向く。
そういう画面と自身の動きが連動して、さも自分がその世界に入り込んでるように見えてくる。そういうのがVRっていうイメージがあります。
はじめに話しておくと、私が今回楽しんでいるのはヘッドトラッキングがついたものではなく、単純に外部出力されたモニターがメガネ型のディスプレイ上に映っているだけのものです。
なので左を向いたらトキヤがいて、右を向いたら音也がいる(?)とかそういうVR上の体験ではないので注意してください!!
いや左を向いたらトキヤがいて右を向いたら音也がいるのもめっちゃ面白いけど…?
うたプリがそういう製品を出してくれたら絶対買うと思う…。
ただそういうのに対応したVR型のHMDは本当に高いけれど。でもうたプリとコラボしたら買うよね。(買うな
ブロッコリーのイベントにいったらそういうVR型のイベントがあって、実際にアイドルとの握手会体験できたら発狂して喜ぶし自宅で体験できるなら買うけれど、お値段を考えると、一部のファンしか買わないだろってなって、採算性とれなくてやらないと思うんですよね。
面白いと思えるものと実際に売れるものは剥離していて、それをどうやったらうまく売れるのかとかマネタイズできるのかとかを最近仕事でも考える機会が増えたせいでうたプリもそーいうのよく考えてしまいます。悪いクセだ。
私が石油王なら「面白そう」ってだけでそういうの作るし見てみたいって思うけど、お金は無限に湧いてこないし面白さだけでは、コンテンツは長続きしないのだ…。
- なんのHMDを使っているか
- メガネユーザーでもHMDは使えるのか?
- Nintendo Switchとどう繋がっているのか?
- コントローラーはどうなってる?
- 音声はどうなってる?
- 肝心などんな風に見えるのかについて
- Nintendo Switch以外の画面も写せる
- PS Vitaを映したいならPS Vita TVを使う
- HMDのメリット・デメリット
- 最後に
なんのHMDを使っているか
さて話が思いっきり脱線しました。
実はこのHMD、2019年に実は買っていて、このブログの元記事も2019年に半分書いたものをリライトしています。
なので少々情報が古いものがあるかもですが、その点ご理解いただきました上で興味がある方は読み進めてください。
実際にどういうものを使ってるのか、というのが想像できないとわかりにくいと思いますので、写真を貼りますが、こういうやつです。
絵面的には実際の商品写真を公開しているサンコーさんの写真を見るとわかりやすいと思います。
こんな風にメガネっぽく取り付けることで、寝ながらでもできちゃう~!!!というのをウリにしていました。
サンコーさんはこういうチャレンジ力溢れる「あったらいいな」製品を出してくれるので本当に好きです。
ただ、サンコーさんの商品紹介では「高画質ウェアラブルフルHD対応モニター」と紹介されており、HMDという名称は使われておりません。何かの商標だったりするんですかね? わかりませんけど、モニター扱いの商品なのでご注意ください。
なお、2021年5月時点では私が購入したモデルとは別のディスプレイゴーグルが発売されています。お値段もお安くなってよさそうですね。
私が持っている旧型はすでに完売していて、今手に入るのはこちらの新型?のようですが、こちらの使用感は試していないので、これから買おうと思ってる人はお気をつけください。
実際の商品ページの方がわかりやすい写真いっぱい掲載されてるので、そっちを参考にして頂いたほうが良いと思うのですが、イメージとしてはこうなります。
めちゃくちゃシュールやんけ。でも右の写真のように覗き込むことはあんまりありません。
ちなみに横向きで寝ても、画面も横になるので問題なく見れます。
絵面としてはこうなるけど、他の人からどう見えてるかどうかっていうのはどうせ自分では見れないのでそういうのは気にしなくていいと思います。
メガネユーザーでもHMDは使えるのか?
自分は根っからのメガネユーザーですが、今回のHMDはメガネしててもプレイできました。ただ縁のあるメガネだと、ゴーグルとの間に隙間ができて、光が入り込んでしまうかもしれません。
そのためにクッションかつ光の差し込みを防止のためのゴムパッキンが付属されているので、それを挟んでゴーグルつけると良いと思います。
最悪、タオルとかそういうの挟み込めば気になりはすくなると思います。
Nintendo Switchとどう繋がっているのか?
残念ながらこのHMDだけではSwitchにつなぐことはできません。
繋ぐための変換アダプタが必要になってきます。
ケーブル自体はこのHMDから伸びてるんですけど、HDMI端子と給電用のUSBが二股になっていて、USBで繋ぐことでHMD本体に給電されるという仕様になってます。
これはUSB-CをHDMIに変換するための変換アダプタです。
上からUSB-C、HDMI、USB-Aを刺せるようになっていて、HDMIがHMDに繋がっています。
通常の場合、Nintendo Switchをテレビに繋ぐときにドッグに置いてるとおもいますが、ドッグの中身をよく見てもらえると、USBを刺すとこあると思います。
任天堂純正のドッグは、ドッグ内にあるUSBにNintendo Switchを刺して、そのドッグから、HDMIでテレビやディスプレイに繋ぐことで外部出力をしているわけですが、その仕組をこの変換アダプタで代用すると考えてください。
サンコーさんの操作説明書には、
① DVD プレーヤーなどと本機を HDMI ケーブルで接続します。
② 本機の USB ケーブルを付属の AC またはその他機器の USB コネクタに接続します。
※ケーブルを接続する時は必ず各機器の電源が OFF の状態で接続して下さい。
③ 本機の電源ボタンを約 2 秒押し、電源を入れます。
※初めに「NO SIGNAL」と表示されます。
④ DVD プレーヤーなど、映像機器の電源を入れると、本機に映像が表示されます。
⑤ 光度 / 音量切り替えボタンと上げる下げるで適宜調整して下さい。
※スピーカーは内蔵されておりません。音声はイヤフォンからのみ再生されます。
と書いてあり、2の操作手順で本機のUSBケーブルを付属のAC繋ぐと書いてあるんですが、私は本機のUSBケーブルとかACアダプタを普通に紛失したので、USBハブにつないでますが問題なく動いています。が、本来の付属品を使った方がよいと普通に思います。
コントローラーはどうなってる?
なぜかJoy-ConだとうまくいかんのでProコントローラーをつないだほうがよいです。
USB-Aの端子が一個あるので、そこでProコントローラーを繋いでしまえば、Proコントローラーの充電切れも気にせず給電した有線扱いでゲームができます。
また、Switch本体についても、USBから給電されているので、充電しながらプレイできるので、途中で充電切れが起きるということがありません。これ何気にすごい便利。
音声はどうなってる?
HMD本体(ゴーグル)からイヤホンがポロンと出ているので、基本はイヤホンで音声を聞きます。
スピーカーとかはついていません。ただスピーカーと繋ぐケーブルでスピーカーと繋げば音もでるのかな?とか考えてますが、他のスピーカーから音がでるよりは、イヤホンで聞いた方が臨場感はあると思います。
肝心などんな風に見えるのかについて
HMDを頭につける前に覗き込むとこんな風にNintendo Switchの映像が内部で映しだされるのがわかるかと思います。
これはiPhoneのカメラをレンズ部分に突っ込んで撮影したものですが、見え方としては大体こんな風になります。
これは100万回見ても飽きないDebutのオープニングです。
箱の中で画面のみが映し出されるので、携帯機でゲームをしたりテレビに画面を映すと視界の中にいろんなものが写り込んで来ると思いますが、この方法で見ると、ゲーム画面だけが視界の中に飛び込んでくるんですよね。
iPhoneのカメラを通じて写真撮ってるので、どうしてもスクリーン上にモアレが生じてしまいますが、実際の目で見たときにはそんなに気にならないので安心してください。
ジャックジャンヌも、オープニングを公式が公開してくれるの本当に最高に良いと思う。
表示解像度は1280×800ということですが、この距離で映像を見るのであればこの解像度で十分綺麗ですし、とくに気になりが発生することは個人的にはありませんでした。
問題なし、と書いていますが上の写真みると、右に従ってボヤけている気がしますよね。
これ左目だけの映像を撮っているのですが、右目もあわせて見るとピントがより合う仕様になってます。
ピントを合わせるには、HMD本体に双眼鏡みたいにぐりぐりといじるアナログな操作盤があるのでそれをぐりぐりしましょう。
ピントだけでなく、HMD本体に明るさを調整したり音量調整できるボタンがあるので、それらを好みにあわせていくとよくなります。
ただ、視野がそんなに広くないので、左も右も上手にピントをあわせるのは中々難しいところもあります。プレイ自体には支障がなかったので、そのあたりは我慢しましたが。
私自身、そもそも目が悪すぎかつ、左と右で乱視の度が違うのでチラつきが気になりましたが、これはもう個人差でしょう。
いやはや映画館にいるみたいですね。見てて楽しい~~~~~~って興奮しながら話を進めてしまって困ります。
うたプリの文字も見やすかったので問題無しと思いましたが、自分の名前すっかり忘れれてて不意打ちされて笑った。どうしてこんな名前になってるか、詳しくは以下の記事をお読みください。
ちなみに、↑この記事の後に、モンハンやるためにProコントローラーを買ったんですけど!!!
買ったけど、そのProコントローラーも不良品で、それに気づいたのがジャックジャンヌで、その不良品っぷりを見てもらうために、兄の前でジャックジャンヌの音ゲーをプレイしていたら兄が「この背後で踊ってる人たちは何なの?」と興味を持ってしまい、気がついたら兄がジャックジャンヌをプレイして高科更文さんにアルジャンヌにされていたのが最近の出来事です。
つまりProコントローラーが不良品じゃなかったら兄はアルジャンヌにされなかったわけなので何がきっかけでこうなるかわからんという感じの体験が面白いと思いました。
Nintendo Switch以外の画面も写せる
変換アダプタと出力元の機器が外部出力に対応していれば色んなものをHMDで写せます。例えばiPhoneの画面も映せますが、iPhone自体の操作はiPhoneの端末でやらなければいけないので面倒くさいです。
新しめのiPad Proについては、USB-CとHDMIの変換アダプタを使えば外部出力できますので、iPadの画面をHMDで見ることができます。
注意事項としては、手持ちのiPad Proでは今回使ってるサンコーさんが売ってる「Nintendo Switch用HDMI変換アダプタ「ACアダプタいら~ず」」ではiPadは映せませんでした。
ただし、別途Amazonで買ったよくわからん安いUSB-CとHDMI変換ケーブルで繋ぐと見れたので、そっちを使うとよいかもしれません。
なお、動作検証や保証はしてないのでどれなら動くというのはわかりません。一応これは動いたという報告はしておきますが、手元で動くかについては保証できないのであしからず。
そして見れるアプリですが、Amazonプライムは見ることが出来ました。
アプリによっては外部出力制限かましてるのがあって映せなかったりするんですよね…。
その一例としてtorneという録画機器を使っていて、そこからならテレビも見れたりするので、torneでテレビをみた~いとおもったんですが、torneは外部出力は許さないとかいう警告が出て無理でした。なんでだよ、頭が硬いな…。
せめて録画した分だけは見させてほしいよねぇ…
しかし今はNetflixやAmazonプライムで見ればよいわけなので、それでいいかという感じです。
PS Vitaを映したいならPS Vita TVを使う
PS Vitaはすでにオワコン()なのかもしれないですし、PS Vita TV 自体が生産終了しているのでこの方法を試す人はいないと思いますが、手元で試したところ、映すことに成功しました…。
せっかくなので、PS Vita でアムネシアをプレイしてみたら、これも没入感すごくて、ついシンルートを一周クリアしてしまった…。HMD、マジで怖い…。
アムネシアもNintendo Switchへの移植がされているので、PS Vita TVで無理やりやらなくても大丈夫そうですねよかったよかった。
HMDのメリット・デメリット
すべてが最高というわけではなかったので、一応メリットとデメリットを併記しておきます。あくまで個人の感想ですが。
私は使ってるベッドが電動リクライニング出来るタイプなので、電動リクライニング式のベッドと組み合わせるとさらによい怠惰になるとは思います。
メリット
- 寝ながらできるので怠惰な姿勢で出来る(ダメ人間すぎる)
- 携帯ゲームを持って寝転んで、という手の疲れから解放される
- 横向きでも出来る
- ゲーム画面以外視界が遮断されるので、ゲームだけに集中できる
- とくにノベルゲーム(乙女ゲーム)をプレイするとその世界に集中できる
デメリット
- 寝ているから疲れないというわけではない、同じ姿勢で居続けると疲れる
- HMD本体自体は想像よりも軽いけど、重みがないわけではない。長時間プレイすると頭に重みがかかって、普通に頭痛くなる
- 目にゴーグルが食い込むので、変な跡がくっきり顔に残ってやべーやつになってしまう
- 仰向けでプレイし続けると、疲れるので横向きでもやるけれど、イヤホンが耳に突き刺さって横向きを調整するのに時間かかる
- 普通に目が疲れるし、目悪くなりそうな気もする
- ていうか装着と着脱がめんどくさい。怠惰な人間は装着も脱着も面倒臭く思ってしまうのでダメ
最後に
適度に休憩を取りつつ、今日こそこのゲームに集中したい!!!というときにプレイするのがよいかもしれません。
私は以前から乙女ゲームやるときは注意力が散漫で集中できなくなるのに苦しんでいたのですが、HMDでプレイすると集中できてよかったです。
PSPとかPS Vitaでプレイしていたときは一瞬のロード画面で自分の顔面が映って現実に引き戻されて、は???とか思ってたんですが、それもないので安心です!!
アニメや映画を見ても楽しいと思うので、定期的に活用していきたいと思ってます。