さて、受注していた「うたの☆プリンスさまっ♪キャラファインボードBlu-ray/DVDジャケットシリーズ」の第2弾が早速届きはじめていますね!!
ところで、こちら、いわゆるアートパネル(ファブリックパネル)になってるのですが、飾るための付属品が一切ついていないので「どうやって飾るのこれ」状態になっている方が多いと思います。
基本的にアートパネル(ファブリックパネル)の飾り方には色々方法がありますが、残念ながら、うたプリのキャラファインボードを壁に飾るには自分で飾るためのアイテムを多少用意する必要があります。
というか、壁に飾る用に想定していない可能性が高いですね。イーゼルつきの販売もあったりしたので、イーゼルで立て掛けて飾るのを前提とした作りなのかもしれません。わからんけど。
何ごとにかけても面倒くさがりかつ大雑把な人間なので細かく綺麗に丁寧に飾りたい方には参考にならないブログかもしれませんが、数人の方にどうやって飾ったのか聞かれたのも含めて、今回飾り方?を備忘録で残しておきます。
今回は私が壁に飾った方法を紹介いたしますが、以下の注意事項を熟読した上で参考としてください。
- 商品の公式的な飾り方ではありません
- 実際に飾る環境(壁の材質、気温、湿度、使うアイテム)によって強度が左右されます。私の環境ではうまくいっているものが自分の家でも同様に利用出来るとは限りません。あくまで方法の1つとして参考としてください。
- 落下する可能性は多いにあります。実際、2~3回落下しました。その時は2点留めだったのを4点にしてペタフィックスの量を増やすなど対策しています。また落下する場合には魔法のテープで補強しようと考えてます。
- 壁に飾るというリスクを事前に理解した上で飾ってください。壁に飾り、落下することで、キャラファインボード自体だったり、落下の衝撃により床などに傷や凹みが生じる可能性が十分あります。こうした危険性を理解し、納得出来る方のみが壁に飾るなどの方法を検討することをお勧めいたします。
- この方法を参考にした上で発生した損害に対して当方は責任は持てません。自己責任でお試しください
基本的な飾り方について
基本的な飾り方は、それぞれ以下のようなサイトに参考例が載っています。
各サイトを読んで、こんな風に飾れる~というイメージはついた上で、あらためて今回のうたプリのキャラファインボードの仕様を確認してみましょう。
キャラファインボードの仕様について
まず、額に飾るためのフックや紐などの付属品はありません。
また、上記サイトの説明にでてくるようなT字の木枠や、中央の木枠、紐を通すためのフックもついていません。
(ポスターやポストカードをいれるフレームにはついていることが多いですが)
この写真はF3サイズですが、F6サイズも同様です。
キャラファインボードの重量
自分の手元にある複数のキャラファインボードの重量の平均を軽量したところ、
- F3サイズ、約160~170g
- F6サイズ、約250g
という重さになっており、比較的、軽いパネルであることがわかるかなと思います。
上記の仕様を踏まえてどのように飾るべきか
方法の1つとしては、吊りカン、吊るす紐などの部品を自前で用意し、額縁の内側の木枠には小さなねじ穴を開けて吊るす方法です。
実際にはやっていないのでわかりませんが、雰囲気としてはできそうな雰囲気を感じますね。
なお、わたしは、
- キャラファインボード自体に穴開けるのも何か嫌だった
- 付属品を揃えるのが面倒くさかった(とはいえ多少は揃えましたが)
などの理由でこの方法は取りませんでした。
一番手元にある方法でかんたんだなと思ったのは、押しピンで引っ掛ける方法です。
必要な材料は以下です。
- 押しピン2つ
- 補強のためにUHUウフペタフィックス適量
押しピンで引っ掛ける方法について
先にお詫びがあります。
なんということでしょう。キャラファインボードを飾っている場所の電球がちょうど切れて、実際の状況がうまく見えなくなってしまいました…。
元々日が射す場所でもない(日が射してしまうと日焼けが心配という理由)ので、照明がないと本当に暗い場所です。
まさかの神タイミング。なので写真が暗闇の中でライトをつけて撮影したものになっており、見にくい状態です。。すみません。後で電球は買いにいってきます。
ものすごく不安かもですが、案外ちゃんとひっかかります。壁に画鋲を刺すのに抵抗がある場合には穴が目立たないタイプのピンを買うとよいかもしれません。
ニンジャピンなどが有名ですね。なお、私は手元にニンジャピンがなかったので普通の100均で売ってる押しピンで突き刺したところ、盛大に穴が空きました。
賃貸や様々な理由から穴を開けたくないという方は、それぞれ満足できるピンをご自身で用意してください。
押しピン注意点
水平にピンを刺すのが意外にうまく行かない時があります。
とくに私の場合には、階段という不安定な場所で作業しなければならなかったのと普通に不器用なので水平にピンを刺すということが中々できなかったです。
大体の長さを測ってから、ピンの位置を決めるとやりやすいです。
ものすごい正確に測りたい人が見たらブチギレそうですが、普通に水平にならないけど、多少の誤差ならひっかかるので大丈夫です。
ただし、かなりのズレがあると、普通に傾くし不安定だし、見ていて不安になります。ミリ単位で揃えなくても大丈夫だと私個人は思ってますが、ちゃんと揃えないと不安になる人は頑張って揃えてください…。
押しピン2つを水平に刺したら、端と端をひっかける
このピンに上部の木枠を引っ掛けて、ぶら下げて飾るというイメージです。
ただこの方法でぶら下げて飾るだけだと、キャラファインボード自体が浮いたり、なんかずれたり、ぶらぶらしたり不安な気持ちになります。
実際、押しピン2個でぶら下げていた時、地震発生時にふつうにバターンって落ちました。最悪です。
隙間を埋める補強材として、UHUウフペタフィックスを使う
そうした落下を防ぐために、練り消しみたいな素材の、超強力接着パッドを使います。
ひっかけるだけでは浮いてしまう部分の隙間も埋めれるので大変便利です。
コクヨのひっつき虫という商品もありますね。こういうのと同じやつです。
実は同じような商品が100均にもたまに売ってたりします。
青色の練り消しみたいなやつだったんですが、あまりくっつきがよくない上に、熱を持ったのか溶けてよい思い出がなかったので100均のやつは今回は使わないことにしました。
ひっつき虫も以前使ったことがあるはあるのですが、ペラペラな紙くらいにしか使ったことがなくて、強度がなんとなく心配だったので、条件に応じて最大2kgまで固定できると買いてあったウフペタフィックスを今回採用しました。
ウフペタフィックスを四隅に貼り付ける
これはさすがにつけすぎやろってかんじの量です。隙間を埋めたり、固定するのに壁の材質にあわせて量を調整してください。
以下に、今回紹介した方法をまとめた手順をご紹介しますので参考にしてください。
基本的な飾り方の手順
綺麗にしないと上の写真みたいにゴミがついて接着力が弱まる原因になったり、キャラファインボード自体が黒く汚れます
強度について
最初に押しピン2つに引っ掛けるだけ、で飾っていた時は、残念ながらすでにお伝えしている通り、1日も持たずに落下したりしました。その後2回くらい落下したかな?(こわ)
その後、ウフペタフィックスをつけるようにしたところ、第1弾のキャラファインボードは2020年12月下旬(たしかクリスマス頃到着した)に飾ってから、今日まで一度も落下はしていません。
ただし、上部の左端右端の2点だけにウフペタフィックスをつけていた時は落下してしまったので、四隅につけることにしました。なんか浮いてしまいますしね。
なのでウフペタフィックスについては、出し惜しみせずにたくさんつかってぎゅっぎゅと貼り付けるのがよいのかな? と思っています。
今後どれくらい持つか、についてはわかりませんが。
もし、ウフペタフィックスの強度がなくなってきた場合には「魔法のテープ」を使う予定
経年劣化だったり、ウフペタフィックスだけでは持ちが悪そうという場合には、以下の魔法のテープで補強する予定でいます。
魔法のテープは、600gまでいけるらしいので、大きくて250gのキャラファインボードも支えられるでしょう、という計算です。
実際にこのテープで電源タップを固定しているのですが、かなり強力です。
ただし、ウフペタフィックスのように貼ってはがせるものでもなく、強力な分、剥がすときが大変そうです。そのため、貼る場所にはマスキングテープを貼った上で、これを貼る、という方法で対処したほうが良さそうと思っています。
マスキングテープは便利なのですが、これも熱に溶けたり、黄ばんだりするのでちょっと心配だなというのも含めて最終手段でこの両面テープは考えています。
最初に飾るときは位置を調整したり、入れ替えたりもしたいと思うのでいきなり両面テープで留めてしまう、のちのち大変かなーと思ったのもあります。
位置が固定できるようになってきて、どうしても落下する場合にはこれで補強します。
最近の流行り?
なんかしらんけど、ブロッコリーなのか、グッズ業界全体がそうなのか知りませんが、アートパネル?みたいなのが急に流行しはじめましたよね。
アクスタもそうなのですが、どこがのグッズ業者がこういうのつくれま~すみたいにコンテンツ側に売り込むと、同じようなグッズが大量に生まれるような流れがある気がしています。
実際仕事でグッズを作る機会があったときに、売り込みたくさんあったので、そういうものなんでしょう。
こういう壁に飾る系、オタクグッズは古のものでいうなら、以下のようなものをよく見かけますよね。
タペストリーは一時期うたプリは必ず新ビジュアルがでたら発売してましたが、タペストリーはでなくなって、大体布ポスターとかになりましたね。
あのポールと紐をなくしてただの布になってるの草。
布だけになったからコストかからなくなったのかな…そのわりにはタペストリーと値段変わらない気がするけど…
なお、わたしは布ポスターは100均で買ってきたカーテンフックで壁の鴨居に引っ掛けて飾ってます。額に入れたほうがいいとは思うけどめんどくさry
最後に
もしかしたら、ちゃんと金具を取り付け、紐を通し、ピクチャーレールなどできちんと吊ったほうが安定感があるかもしれませんが、デザイン上、紐が見えてほしくないだったり、キャラファインボード自体に加工したくないだったりなどの理由から、今回の方法にしています。
ちなみに、Debutのアートパネルは今回のキャラファインボードと異なり、ブロッコリーが発売しているものです。なぜかアニメイト限定で売ってたやつ。現時点(2021年4月18日時点)ではまだアニメイトで売ってるっぽいので興味ある方はぜひ。
ところで、ブロッコリーのアートパネルはキャラファインボードと違って、布地が木枠にホッチキス留めされていない荒い作りなんですよね~…。
側面をビス?で留めてるつくりなんですが、布地をホッチキスで留めてくれてないから、布がビラビラして、飾りにくいし不安定になりがち。。。
なお、キャラファインボードは第1弾と今回の第2弾がありましたが、第1弾のキャラファインボードの方が作り込み甘くないか?って思いました。
今回の第2弾の方が、裏面を見てもしっかり作られていた気がします。
第1弾の方はなんか、ブロッコリーのアートパネルと同じく布がビラビラしてて、隙間が生まれやすく固定しづらいなという感じです。
作りに差異が実際にあったのかについては個人の感想なのでわからないですが…。
(この写真でいうと、マジLOVE2000%の集合イラストが第1弾のやつで、飾りにくかったやつ)
いずれにしても、今回の飾り方には個人的には満足していますが、安全である保証はないので、この方法では不安だなと思ったり、別の方法のほうが安定性があると思われる場合には、ぜひそちらを採用してください。
個人的には今回のキャラファインボード、以前からどーーしても欲しかった森光恵さんの撮影であることも含めてめちゃくちゃ満足してます。ありがとうキンクリ堂…!!
結構な値段しましたけど、飾れたのも含めて、嬉しかったです。
とりあえず本件はここまで。この記事が何らかの参考になったらこれ幸いです。