あ~ひさしぶりの美波のライブにいってきたのレポが書ける~!!
今回行ってきたのは6月25日(土)、ツアーラストの日比谷野外大音楽堂のライブです。
- 美波 Black Heart Side Tour 2022参加への動機
- 当日の最高気温、まさかの35℃
- フォトスポットでフォトをスポットする
- 現地には16時頃に到着してnarabeeで購入した事前グッズを受け取る
- 18時開演なのに18時に始まらない焦らしプレイ
- はじまりから少し落ち着いてのMC
- 突然どうしたと思ったら美波に「私の家にいると思って?」と自宅に招待される
- グッドラッカー(新曲?)
- この街に晴れはこない
- 君と僕の154小節戦争がやっぱり好き
- ライブ後の天下一品うますぎる説
美波 Black Heart Side Tour 2022参加への動機
4月に豊洲PITからツアー回りはじめていたのを知っていたのですが、都合が合わずにスタートがきれず…。
なお、初ライブ参加した時のレポートは以下です。
今回参加したラストの日比谷野外大音楽堂も先行抽選はハズレたので、ハズレたならもーしゃないかー…と一瞬諦めたのですが、私はどーーーしても今回聴きたい曲がありました。
それは、「君と僕の154小節戦争」。
イントロを聞いてください、すでにもうヤバイじゃないですか。
美波の曲、なぜか私にとってはとてもノスタルジック??に聞こえます。
歌う美波は明らかに世代として私より若いのに、歌うその曲はどこか懐かしい青春そのものを乗せて返ってくるんですよね、とっても不思議だ。
ところでこちら、フルで聞くとわかるのですが、この君と僕の154小節戦争内に手拍子をするパートがあります。
宛先不迷 届かないの
ここからの手拍子です! あとここのギターリフ???っぽいのが好き。
実は以前に美波のライブにいったとき、アメヲマツ、を初めて歌ってくれたのですが、一緒にこうしてほしいって、観客のみんなと一緒に手拍子の練習をしたんですよね。
美波が音頭をとって、「はい、いくよー」、パンパパパンパパってイントロにあわせて手拍子をするわけです。
それが非常に思い出に、記憶に残っていて、あっつまり、ライブにいけば、「君と僕の154小節戦争」をみんなで手拍子できるのではっ?と気づいてしまいました。
だとしたらチケットを取るしかありません。
一般発売日の発売開始時刻と同時にアクセスしたところ、サーバーが一瞬落ちたりして焦りましたが無事にチケットをゲットできたのでほんとよかったです。
当日の最高気温、まさかの35℃
前日は強風過ぎてヤバイなと思ってましたし、6月に入ってからは梅雨入りして雨が多く、野外なので天気を大変心配していたのですが、まさかの快晴とめちゃくちゃド暑い日になってしまいました。
Twitter久々。美波です
— 美波 (@373STAFF) 2022年6月25日
おはようございます
本日、BHS2022ツアファイです
実は超晴れ女です
会場で😺 pic.twitter.com/SXjLvGPjG5
超晴れ女の影響により、天気が超晴れすぎるという超超超ヤバイ野外の予感。
しかしライブの時間が参加者の命を救います。
開場17時、開演18時だったので日が落ちてきたんですよね。
おまけに日比谷野外大音楽堂、はじめていったのですが、日比谷公園内の森みたいなところにあって、日差しがあったとしても、まさかの全てを防ぎきってくれるという好立地でした。さらになぜか時々通り涼やかな風。森? 何? 自然?
風、森、鳥のさえずり、そして美波、時々なんかスゲーデカイ虫が視界に乱入するみたいな日比谷野外大音楽堂。
ただ午後0時にはすでに美波本人は現地入りしていて、その時の日差しの入りようは最高すぎてこの状態でライブしてたら熱中症になってただろうなと思います。
というかこの状態でリハしてたの本当心配。美波をはじめスタッフの皆さん無理しないでほしい。
この後インスタのストーリーズの方で「マジごめん」という超晴れ女こと美波さんによるここまで晴れるとは思わなかったと謝罪があったりと、さあ野外どうなるか、というちょっとした遠足気分での参加になってワクワクでした。
フォトスポットでフォトをスポットする
おそらくですが、ここでみんなキービジュアルを背景に自撮りをするのでしょう。
しかし私のような陰キャクソオタクは自撮りなんかしたらスマホのカメラが粉々に砕けてストレージが爆発するので、フォトスポットをフォトすることが限界です。
誰でも撮影できるような思い出に残らないただの写真を撮っていますが個人的には満足です。
帰りには見事ライトアップされていてキレイだったのですが、規制退場で「止まらずにお進みください」と言われたのでライトアップの姿を撮影することはできませんでした。無念。
ライブ会場、基本的撮影不可(今回のライブもそうです)なことが多いのですが、何だろう、せめて、演者がステージに上る前にステージくらいは撮影許可が欲しいです。
これからライブが始まるぜ!!!って感じのステージのこれからだ!!って感じのあのシーン、もちろん記憶には残るけれどできれば思い出の写真として残したいなって思います。
違法アップロードや違法な利用を懸念しての禁止だとは理解はしてるんですけどね~ライブにいった思い出の一つにどうか残させてもらえないかなーって時々考えちゃいます。
ちなみに私の席の周りの人は撮影禁止を無視してめちゃくちゃステージの写真を撮影してました笑 撮影禁止is何の無法地帯でFoo~~~ってなりました。
現地には16時頃に到着してnarabeeで購入した事前グッズを受け取る
私ずっとナラベーだと思ってたんですが、ナラビーだったんですね…。
当日並ばずに受け取れるサービスなのに並べとは何事?笑とか思ってて本当にすみませんでした。
めちゃくちゃスムーズにグッズも受け取れて最高でした。
ライブTシャツに、タオルに、タオルホルダー、ラバーバンド、そしてトレーディンググッズ2点におまけのシールがつきました。
缶バッジほしかったのでやったぜ!!と思いました。右のアクリルキーホルダー、ひっかけるところがすぐ壊れそう///と思ったら予感的中で帰りの電車の中で破壊されました笑 悲
ライブのたびにラバーバンドを買っていく…となると腕がどうなるかわからないですけどコレクション性があるのでこれから先も俺はラバーバンドを買っていく…。
以前にアクスタ買ったとき、全部ライラックの美波がでてくるっていう奇跡だったので今度は違うアクスタ欲しいとも思ったんですが缶バッジ、アクキー、アクスタごちゃまぜのランダムグッズだったので今回はアクスタはなしです…。
ちなみにお気に入りは373と書いてあるシンプルなリストバンドです。
そういえば美波のライブで、光物を使う人って皆無なんですよね。
ライブ中使わないでくれって書いてあったかどうか全然見てないのですけどライブグッズにそもそもないからいいやって思ってとくに持っていったりしていませんが。
私が声優やアイドル、二次元のライブばっかりいってるせいかペンラ振り回すライブが多くて、ペンラ無しの美波のライブはとっても新鮮なんですよね。
確かにアコースティック系ライブだったりすると、ペンライト振り回してる人とかおらんしなーとは思いました。
小さいライブハウスでやってるときにペンラなんか持ってたら殴りあい必死なのでそういう文化がないのかも。
その中で今回は光るブレストレット、LEDアクリルブレスレットがあったので、やべー欲しい~と思ったのですが予算の都合から断念。
しかし、ライブ中に最初は明るかったのがどんどん日が落ちて、暗くなってきて、観客の皆さんの手首にあるアクリルブレスレットが光りだしたとき、ものすっごいキレイだったんですよ。
主張しすぎない光の中で、皆が手をふるときれいな光の海が出来てて、キレイ~って思ったので買えばよかった~と思ったのでした…たぶん次回あったらめっちゃ買います。
373 LIVE PASSPORTは中止中
美波のライブにいくと、スタンプ台がありまして、そこで記念にスタンプが押せます。
これめっちゃいいですよね、こういうスタンプとかで思い出残せるのすっごい好きなのですが、感染防止対策により今回スタンプ押せませんでした号泣
これ、入り口にあるところは黒スタンプ(確か物販買うとこで押せる?)で入場後にあるところが赤スタンプでコメント入りだったのでその違いに気づけなくて慌ててスタンプ押しにいったのを思い出しました…それすらもいい思い出…。
もし今度ライブいくときにはスタンプ押せるようになったらいいなあ…。
さてさて物販も終えたので、16時45分頃から入場前待機列が出来たのでそこにならんでフツーに入場。
入場後は座席指定なので指定された座席へ。後方でしたが、段差があって後方があがっていく仕組みだったんで、ちょーど美波が見える位置で最高でしたね。
オールスタンディングのライブは身長が低い人間にとってはもはや何も見えなくなる悲しみもあったりする(てらしーのライブのときは何も見えなかった経験がある)のですが、今回はきれいに美波がみえて本当によかった。
実は前回いった美波のライブが、まさかの最前で、最前やべーよやばすぎるよって体験をしていたのですが、今回の野外は見に来ている観客の動きもきれいに見える、最高のポジションだったので、ライブDVDをまるで見ているかのような位置づけでみえて個人的には大満足でした。
18時開演なのに18時に始まらない焦らしプレイ
18時、何も起きない会場、しかし入場規制がかかってるのか、座席に行くにはスタッフの誘導が必要な模様。
それでもステージは何も起きず。無限に繰り返される機材チェック。何かトラブル?
しかし何もアナウンスはなかったのでみんなお行儀よく待ち続けます。
焦らしからのスタートで記憶すべてを失う
すぎる時間。時々視界に入るクソデカイ虫。
ホント何マジムリア~~~~~~!!!!!(心の声)とかやってるうちに、Team 373のメンバーがステージ入り!!!!
いや虫、邪魔何、あ~~~~~~あっ、あの真ん中の人、美波だ、美波~~~~~~~~~~~~~~~~(叫びたいけど大声を出すなというレギュレーションあり)と心の声で叫びながら手をぶんぶん振り回す。
いくぞぉ~!!!!!という掛け声で突然始まるライブ、いかん記憶がない、最初の曲なんだっけ? ホロネス? あっ、違う、カワキヲアメクだ!!!!
カワキヲアメク
焦らしプレイで最初の方の記憶が吹っ飛んでましたが思い出しました、そう、カワキヲアメクだよ、いつも大体ライブの後ろのほうにくる勝手なイメージがあったのですが、今回一発目からで興奮しました、サイコー!!!
その後にホロネス? そしてその次がプロローグ…?(セトリの記憶のなさひど)
そしてここは記憶があるのですが、「飛べーーーー!!!!!」って美波が叫んだんですよ。
えっ!? 飛ぶの!? じゃあフライハイト?って思ったら、ライラックがきたーーーーーーー!!!
ライラック
あれなんですよ、私にとって美波の曲って全面A面っていうか、全曲A面なので、どの曲がきてもキターーーーーーーーーーーーーーーー!!!ってなってしまうから…。
ライラックで「飛べーーーー!!!」の指示をうけて観客は飛びます!!!
いやーいいよね、ライブで皆で一緒にリズムにのって腕を振って大好きな曲に身をまかせるのって最高ではないですか?
うん、これをするために生きているし、ここにいる。
今日の日のために、毎日の辛さや悲しみを押し込めて頑張ってきた、そういうもの全部をここで消化させてもらえる気がする。
はじまりから少し落ち着いてのMC
美波からの挨拶、コロナ諸問題でDROPのライブが中止になって、音楽活動が、音楽そのものがもうダメになっちゃうかと思ったっていう切ない気持ちの吐露。
それでも今、ここでこうしてまたこういう場所に立てていて、
皆もこうして見に来てくれて、
音楽やっててホントによかった!と言ってました。
当時ライブ中止が相次いだことで私も相当なダメージ受けてましたけど、演者の皆さんはそれ以上につらいですよね。
最初は日時が延期してずれていって…、その後どんどん見通しが悪くなって、ライブが原因で感染拡大したっていう話が広まっていって、延期だったのが最悪なことに中止に追い込まれていきました。もはや絶望。
ライブがあるから、今日の苦しさも悲しさも乗り越えられてきたのにライブすらも取り上げられてもうどうしたらいいのかわからん状態。つら。
日程が決まっていればまだ救いはあるけれど、そんな見通しも立てることもできない、中止という残酷な発表。
ライブの準備、一朝一夕で出来る事じゃないと思います。
たったひとりではできることではないことだからこそ、色んな人の都合や時間、お金をもらって念入りに準備して決めていったことが一気に覆される絶望、苦しみ。
今のTwitterアカウントを美波本人やってた時に、コロナがはじまりだして、ライブといった興行に対して中止が相次ぎはじめたときに「えーーー。ライブしたい、みんなはどう?」といったような趣旨のことを発言していたのを思い出しました。
私も率直にいってライブはしたい、でもそんなことすら言ってはいけないみたいな雰囲気の中のこの純粋な、ただしたいって思っている気持ちに込められた言葉、そりゃやりたいに決まってるだろう、アーティストならなおさらだ!!!って思ってたんですけどこういう発言も社会から見てああのこうの言われてしまうかもしれないと思うと寂しくなりますよね…。
そんな想いの中で始まる水中リフレクション。
美波にギター一本で演奏されると涙が出ます。ギターが叫んで鳴いている。
日比谷野外大音楽堂、そんなに音出して大丈夫なのってくらい大音量だしてたからすごいですね。
16時くらいにも美波がリハしてるのめっちゃ聞こえてて声も聞こえてたんですが、その時も結構音出てるんだなーって思ってたけど、会場内での音はもっと大音量でした。
曲終わりの途中からTeam 373がみんなステージ中央で集まりだして何が起きてるの? 何事? ってなってて、観客側も「なんぞ」ってながらパラパラ座りだしたんですよね。
そのまま「何?」のまま待ってたらステージにいたTeam 373の皆さんも座っている笑
いつの間にか全員着席している笑 突然どうした?
突然どうしたと思ったら美波に「私の家にいると思って?」と自宅に招待される
座りはじめた皆さんを前にして美波がメンバーに何かエモい発言ないの? とエモさを所望すると、ギターの大塚巧さんからのエモいトークが始まります。
エモすぎてごめんなさい何の話をしていたか忘れましたが途中で美波に「誰?」「え?あなた誰?」って名を名乗れと言われてたけどそれを無視したまま話し続けていて笑いました。
そういえば今回美波からTeam 373のメンバー紹介?的なものがなかった気がします。
実質このトークでの自己紹介がそうだったのかな? 美波からの激しいメンバー紹介も好きなのでまたやってほしい。
その次にベースのなんぶ氏からは「こんにちは」「以上です」と挨拶だけで終わるエモいトーク、さらにドラムの柏倉さんからのコメントがめちゃくちゃエモすぎました。
今日のことが思い出になって記憶になって、これからもしかしたら辛いことや悲しいことがあるかもしれないけど、今日楽しかったってことをこれから先も思い出して欲しい
という的なコメントだったんですけど、そんな思い出をくれる皆さん最高すぎるかよって泣いてしまうとこでした…。
DROP
そういえばなぜ皆突然座りだした? 突然の休憩させてくれている状態!? と思っていたのですが美波から何と、DROPをアコースティック形式でやろうかと思って! と最高の発言がきました。
今回のツアーには「Acoustic Edition」という美波ソロでの弾き語り形式のライブもあったらしくて、「そっちもいってみたかった~!!!」と思っていた中での、バンド編成でのアコースティック形式でしかもDROPが聞けるなんてほんまに最高ですか? という気持ちになってしまいました。
わたくし、DROPのイントロのピアノのメロが好きでして、今回すっごいキレイなピアノメロ弾いてくださってるので、生でこういうの聞けちゃうの…と思ったら動悸・息切れ・気付けが発生しそうでやばかったです。求心ガブ飲みしなきゃ(用法用量をお守りください)
美波からは、「みんな座って、リラックスして」「私の家にいると思って聞いてください」とまさかの自宅招待、つまり美波の家って野外…ってコト?(そうではない)と思いながら始まるDROP、DROPが、もう、どうしたらいいんですか?
MVでも聞いていただければわかるのですが、すごく印象的な低音が響くんですけど、ここをですね、ドラム? なの? 手? で? 叩いて? いるの? 何かに跨ぎながらボンボンとドラムの柏倉さんが叩いているのが見えたんですが、この音、DROP、すごくいい、この、リズム、DROP、ああ、良い…。
そして、だんだんと日の落ちてくる日比谷野外大音楽堂、向かい側にビルが見えるんですけど、ビルの明かりが灯るところがちょっとMVにもあった雰囲気が出ていてよい、よすぎる、最初のサビはゆっくりアコースティック、次の大サビで一気にバンドアレンジの激しさが入るDROP、ほんとこれ、マジヤバイ震えました。
はあああああ? 人生最高のDROPを聞いてしまった、DROP砕きたくない、口の中でいつまでもしゃぶり続けていたい、ああ、終わらないで。
最高すぎて、もう1回最初からやってほしい。このアレンジでCD出して欲しい。
ライブで1曲1曲が終わるたんびに、よしもう一度最初から聞きたいやってほしいって思っちゃうほしがりやなのでホント、ライブのその一瞬でしか体験できない感動をもらえるのってなんていうか、貴重な体験だって、そう思いますよね。
それくらいよすぎて涙がとまりません。俺は一体何を聞かされたんだ…。
あ、DROPか(これを脳内で無限ループ)
それくらい最高なナンバーでした。アコースティックにしてくれてありがとうございました。
私DROPを聞いたのYouTubeの生配信ライブのときしかないのでもしかしてこれが本当の生DROP!? サイコ~ってなりました。
さらにそこからさー、フライハイト!
フライハイト、意味があるようでして、
フライハイト
別表記:Freiheitフライハイト(Freiheit)は元々はドイツ語で「自由」を意味する語。英語の freedom に相当する。frei(自由である)+heit(ということ)という語根構成の抽象名詞であり女性名詞。
ドイツ語で自由って意味らしいですよね、ああ~なんかすごいわかる~自由ってかんじがする~でもはたしてこの意味のフライハイトなのかはわからない~わからないなにも~~~
冷たくなってった感情に気づけないまま
動かなくなった表情に虚しくなったよ
いつも通りの残像でさえ消えてしまって
確かに僕の感覚はなくなっている
美波の歌詞って、キレイに韻を踏む事が多くて歌詞という言葉というか、リズムというか言葉あそびというか、言葉で曲を作っているというか、すごくなめらかで耳触りがよくってとても好きです。
メロディアスで、それでも伝えたい言葉の芯があって、そして耳だけで言葉を聞くのではなく歌詞として言葉を、歌詞カードを読む解る面白い表現がされてるって思います。
カワキヲアメクの歌詞もそうで、
思いもしない軽い言葉
何度使い古すのか?
これ、そのまま歌で聞くと「おもいもしないおもいことば」って歌っているのですが、歌詞上では「軽い」になってるんですよね。
軽いをおもいって歌うって面白くって、思っていないような重苦しいことを言葉として吐かれてるけど、実際軽い気持ちなんでしょっていうそういう明け透けな二重の意味を持った歌詞になってて面白いんですよね。
最近は配信とかになってしまって歌詞カードを見る機会が少ないと思うのですが、どんな歌詞を歌ってるんだろうって毎回調べていて、美波のこういう歌詞の言葉選びというかそういうのに気づいて以来、ただ耳で聞くだけではなくて言葉、漢字で美波はそれをどう表しているのか? というのもあわせて聞くようになってそういうの楽しいな、って思ってます。
そして毎回毎回思うんですけど、ライブにいくとCDでは絶対に聞けないその場限りのバンドでのアレンジが聞けるっていうのがマジ最高だと思います。
ギターの大塚さんがライラックを弾いてみた、をYouTubeにあげてくれていますが、おおこれだーーーライブでよく聞くこのーーっって、こうした配信や繰り返し見れるものだけど、この場限りの、ライブ限りの演奏をバンドメンバーの皆さんしてくれるじゃあないですか!!?
だから毎回、なんやこのライラック! なんやこのプロローグ! なんじゃこのカワキヲアメクは、聞いたことがないんですけどおおおってなるものばかりでライブの醍醐味ってここにあるなってもうしみじみ思います。
今回DROPに収録されている曲をライブで聞くのは私初めてだったので、どんなアレンジがかかった状態で聴けるのかものっそい楽しみにしてたんですけど、サイコ~でした。フライハイトもう最高。
アメヲマツ、
途中からずっと雨音の環境音と、雨を模したスポットライトが会場に映し出されていたので、これは…くるぞ…雨が…くる…と思っていたのですがきました。
この曲の背景にあるのは、以前に美波がライブで話してくれたように、レクイエムの要素もある曲なので、この曲を美波は歌うたびに、そうしたことを、この曲に込めた想いと一緒に思い出しているのかなとふと考えてしまうことがあります。
絶対忘れたくない
この歌詞に込められてるように、歌にして、歌うことで、このときの気持ちを塗り固めて自分の中で必死に消化しようとしつつもしたくない葛藤みたいなのが溢れてて聞くたびにそうなのかなあと思ってしまう不思議な曲です。
この曲、ブレスをいれるのが難しすぎる曲だと思うんですが、ライブで歌うのもホント本人なのに大変そうというか、吸い込んだ全てを吐き潰して歌うような曲なので生で聞くのとCDで聞くのではまたイメージが異なってくるので、ライブでぜひ聞いて欲しい曲だなって聞くたびに思います。
グッドラッカー(新曲?)
もしかしてもしかするともしかして…? もしかして新曲あったりしませんか? とワクワクしていたところ、やってきました聞いたことがない曲が。
実はアメヲマツ、も聞いた時、おお~不思議な曲だな~と思っていたのですが、グッドラッカーはさらに不思議すぎてもはや何を歌っているのかわかりませんでした笑
何だこの曲は笑 全然美波が何をいっているのか脳に入ってこなさすぎるのでライブでのいきなりの新曲は脳をバグらせる…しかし最高だ…。
覚えているのは美波がギターを持たずにマイクを持って珍しくステージを歩いているということですよ。やっぱり楽器演奏してマイクの前で歌うっていうイメージが強かったのに、マイク持って美波がステージを歩いているのは何だか新鮮に見えました。
そして曲調がマジでいままで聞いたことがない曲なのですけど笑
普通CDで新曲を聞いて、CDで曲を聴き込んでから、ライブで聞きたい!!ってなるはずが、いきなりライブで新曲披露してくれるから、早くCD出して欲しい!!って逆現象が起きるんですよね…。
今年いいお知らせができると思います、的なことを仰ってたので年内に発売か、もしくは年内に発売予定を発表かのどちらかだと思います、楽しみですね!!!!
この街に晴れはこない
DROPに収録されている曲で、DROPが表題曲だけれどもやっぱり全曲神なので、すごい良い…っておもってたら、この曲もまさかのMVまできてしまいました。本当にありがとうございます。
この曲の印象的なところは二胡を使ってるところだと思うんですよね、今までのバンドサウンドの美波の歌とはちょっと違う、物語性が強い曲だなと思います。
MVを見る前は、
結局のところ 野良たちどこにもいられないや
とあって、「野良」のところが「ぼく」なんですが、野良がそのまま頭に入ってきて、野良猫の歌なのかと思いこんでいたらMVに出てきたのはにん…人間? 吸血鬼? なわけで、一体どういうことなんだぜ世界観が行方不明だぜ…と置いてきぼりのままの曲なんですよね。
今回ライブでは二胡は録音でしたが、他の生で聞けるところは聞けてしまいましたがもう最高でしたね…。
そしてまさかのこの曲を最後にお別れさせられるなんて思わないじゃん…
次の街でまた逢いましょう
逢いましょう
この次に「逢いましょう」という歌詞を次の約束にして、美波が「また逢いましょう!!!!」と大きく叫ぶと観客もみんなそれに応えるように大きく手を振ります。
会いたくてここにきて、会えてまたさよならをして、そしてまた会おうって約束する。
その約束が果たされるかなんて、今回の出来事で本当にわかんないんだなって思っちゃったけど、諦めないって思ったし、また会える日のことを信じたいっていう強い意思を感じるツアーファイナルだったんじゃないかなってそう思います。
君と僕の154小節戦争がやっぱり好き
この歌っている歌詞が好き。
大人になった僕たちは
自分勝手に鍵をかけて
決めつけてしまったんだ
もう可能性はないのだと
「この街に晴れはこない」にMVがきたのでこっちにもこないだろうか? って思ったけど、こなさそう! っていうか全部MVが欲しい。だめですか? フライハイトにもMVをください。
今回、ライブの最後に美波が大きな声で、「諦めないでください」と叫んでいたのもあいまって、さらに印象的な歌詞になった気がします。
大人になっていくと、どんどん色んなことを知っていって、色んなものを諦めていっている気がするんですけど。
実際私はこの曲を聞いてるときに絶賛仕事でハイパーストレスを受けていてこのまま何もかも諦めて死んじゃおうかってくらい落ち込んでいた時期だったりもしました。
美波のライブについても、とある出来事があって、もしかしたら一生行かないかもしれないって思っていたことがありました。
最初は一人で行ってた美波のライブ、美波のことをあれこれ曲紹介してたら、一緒にいってみたいという人がいて、一緒に行く約束してたんですけど、もう二度と一緒に行けなくなっちゃったんですよね。
そういう予感なんかなくて、ライブ2週間前くらいの出来事で、本当に突然の事故だったもんで、たぶん私、美波のライブ行くたんびにその人のことを思い出すんだろうなって思います。一緒に行けなかったけど。
こういうことが多すぎる。10年くらい前もその時はライブ行けなかったけど、今度行こうって思ってたらライブの演者側の人がもうステージには立てなくなって二度とライブやらないってなっちゃたりなんかしてさ。
そういうことが多すぎる。でもそれってやっぱり自分たちがいつ終わるかわからない命を生きてるからだよなーって、そう思う。
だから一時期美波の曲聞いたり、ライブ見に行ったりなんかしたら、どうしても思い出してしまうから、これはもう二度と聞けない、行けないかもしれないとなっていたんです。
その中でコロナがやってきて、行けるはずの機会すらも奪われて、そうした理由でもう行けないなんて決めつけて行かなくなっていいものかな? って悩んで悩んで、それでも行けるなら行っておくべきだよなあって、そう思って今回行ってみたけど、そしたらやっぱりそこに最高な音楽があって、でもやっぱりこのステージを一緒に見たかったって思ってたらフライハイトで、美波が「しょうもないぜ~」って歌いだして、本当しょうもないよなって思って泣きながらマスクの下で笑ってしまった。
忘れてしまうその前に名前を付けてさ
明日明後日にはもっと愛せるように
少し深く考えてしまったようだな
しょうもないぜ しょうもないぜ しょうがないぜ
本当しょうもないぜ
しょうもないぜ しょうもないぜ しょうがないぜ
本当しょうもないぜ
確かに僕の感情は 儚くて
ライブ後の天下一品うますぎる説
ライブ終わりに「うぇーん終わってしまったよぉぉ」ってすでに美波ロスモンスターと化していた私は、「うぇぇぇん終わってしまった、え?お腹空いたもう無理餓死」となり、この勢いはどー考えてもラーメンだよな? と思いラーメン食べに行きました。


今なら何でも食える、俺は天下一品吸引器だヴォオオンってなったのでチャーハンも追加したのですが、これが泣けるほど美味しかった。
こんなにチャーハン美味しかったか!? って思いながら、美味しいよぉおおおゔぉぁああふぁtyはうこってなりながら食べてしまいました。
美波のライブにはライブ後のご飯も最高においしくしてくれるマジックがあるようなのでライブ後は必ず天下一品にこれから行こうと思います。
は~またライブやらないかな!? 野外ホント楽しかった~人生最初の日比谷野外大音楽堂のライブが美波で行けてよかった!
虫はマジムリだけど美波のライブのためなら虫も乗り越えられるよ…。
美波が音楽の道を選んでくれて本当によかった! ライブをしてくれてよかった!
Team 373の皆さんが色んなものをあきらめないでこの場所を作ってくれてよかった!
美波のライブに沢山の人がきてくれて本当によかった。
最高の一日をありがとう。またいつか皆さんにお会いしたいです。